今日は私の日本語教師第1ステージについて。
この仕事を始めて4年、
新卒で入った学校を離れ、
違う学校に来て感じたことだけど、
最初に入る学校は超っっ、重要っ|д゚)‼
日本語教師を目指す奇異な人には、
学校選びはほんっとに慎重に、
自分にとっていい学校かどうか、
よーーーーく見極めるべきDAYO!!
と言いたいです。
私は高校生の時から日本語教師になりたくて、
大学院を卒業して、
すぐバンコクの語学学校に採用されて教師になりました。
修士まで取ると教授のコネなど海外の大学から声がかかる場合もあり、
周りの多くの同期が大学の客員講師としてスタートを切っていましたが、
私は大学院の授業をさぼりまくっていたのでコネが全くなかったのと(笑)、
また海外の大学では日本人は会話授業担当として働く場合が多いのです。
(文法の説明は現地ネイティブの先生がする)
私は文法、会話全部自分でやりたかったので、
語学学校の教師としてスタートすることにしました。
(大学の方が経験値として迫力あるけどね)
私が採用された学校は「タイ最高レベルの日本語教育」がモットー、
全てがシステマティックに、
教え方も徹底的に話し合われ、細かいとこまで決まっていて、
学生もほとんどが日本留学か日系企業への就職を目指していて、
とにかく真剣!真面目!教員も学生も超スパルタ教育!!
教え始めてから半年ほどは、
①教案と授業で使う教材に主任からチェックを受け、修正
②それが終わったらすぐ次の教案と教材作り
③膨大な量の宿題と小テストのチェック
④毎週同じチームの先生方と時に2時間以上に及ぶ指導法検討会
⑤折り紙書道など日本文化体験の企画や指導
新人も大体16人クラス×4以上受け持ち、
寝る間もないほど大変だった…。
(気がするけど振り返れば結構寝て飲んでた気もする)
加えて日系企業への出張授業やほぼ毎月の定期試験…
意識を失いつつ、深夜に泣きながら、
授業で使う愉快なイラストを
かなり不愉快な気持ちで描いた日々…
でも今、
あのとき頑張っててまじよかった!!!
授業で必ず使えるネタの引き出しや、
使いまわせる教材、
それは教える環境が変わっても無駄にならないことがわかりました。
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初級以外にもたくさん教科書や参考書、これが全部自分の引き出しになったなんて泣ける~ |
趣味とかマンガが好きとかで勉強する学生相手ののんびりした学校だったり、
特に話し合いとかチェックとかなくて自由に教えることが許されたり、
してたら今の自分のちょっとした自信はなかったなあと思うから、
結果最初の学校は自分にはまあまあ合ってたかもしれない。
ありがとう、バンコク…
4年間、少しずつ授業の準備時間が減り、
負担が少し楽になっていくうちに、
「この学校で教えられる」というある程度の自信が、
「まだちゃんと教えられない場所がある」ことを確かめたい気持ちに。
それがメルボルンのモチベーションです。
これから始まる日々に、
今は、わくわくしています。 :)
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