「カンガルーの金○袋でできた巾着のお土産」
という前情報しか持っていなかった私がメルボルン入りして1か月。
メルボルンは噂通り物価の攻撃力が超高く、
どんなに貧乏でも道端にあふれるタイ飯屋台が
「ちょっとは食べな…。」と包み込んでくれるバンコクとは違い、
「金がないなら食わせるものはねえっ!!!」
と言わんばかりの超!強気な!価格設定。
ダイソーが2.8ドル均一って、
じゃあダイソーじゃないところで買うよ…(笑)
バンコクで存分に甘やかされたはなたれの私は、
「より安い品を求めてスーパーをはしごする」
という経験をメルボルンで初めてしました。
お金の大切さ、
そんな当たり前のことに気づかされる日々…
Coles(スーパー)で売ってる
90セントの食パンが生命線
(ていうか安すぎて逆に心配だけどすごい食べてる)
そんなバンコクとメルボルンの住宅事情をご紹介~
私は4年間、バンコクで「現地採用」という身分で働いていました。
現地企業採用つまり日本に帰る場所はないっ
お給料は全額タイバーツっ
現地邦人の経済レベルでいうと、
日系企業の駐在さん≧現地企業の社長>>>>>>このへん
そんな私たちのアパートの家賃1か月16000バーツ(5万円弱)。
2人で半額ずつ、リビング、キッチン、バストイレ、大きい寝室があります。
結構快適。
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引き払う直前の写真なのでさっぱり… |
一方メルボルン。
オーストラリアには超広大な土地があるのに
人々がこんなに密集して暮らしているなんて
私は初めて知ったよ…
都市の人々はつつましく、くそ狭いスペースを共有しながら、
多くの独身者が家賃の高さからシェアハウスに住んでいるという
超カンガルーな世界観。
家賃はシティ中心に近づけば近づくほど高く、
でもシティから離れるほど、交通費がかかる、
結局どちらに転んでも出費は避けられない、
メルボルンマジック!
でも貧乏な私たちは値段も立地も妥協できない…
だから住んでいるのは驚くほど、
「ぼろい家」…!
汚いもの、特に汚トイレが人生で避けたいものベスト5に入る私ですが…
それは泊まっていたホテルのチェックアウトが迫った日、
この家の見学に来た瞬間
「このトイレはペス子には無理じゃん(笑)」
と試合放棄気味のペス男を尻目に、
「似ている…このぼろさは…
アメリカでステイしていたホストファミリーの家に似ている!!」
と自分でも驚きのポジティブさで即決したのです。
(でも、いまだうん○はできるだけ外出時にするように心がけている)
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あふれる生活感 |
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台所には常に誰の物かわからない何かが残されている |
えーと、ハリーポッターが第1巻でいじめられながら住んだ部屋かな?
と見まがう狭さの部屋のみが私たちに許されたプライベート空間。
散らかる汚台所とシャワー、トイレはみんなで共同です。
1か月990ドル日本円で8万円強を半額ずつ…!
これは専用の部屋があることを考えればかなーり安い方だそうで、
ちょっと半タイ人には何言ってるかワカラナイヨ…
(赤の他人とベッドルームをシェアする猛者もシティには多数いる!)
この家には他にも、
チリ人のアーティストカップル、
フランス人とスペイン人のカップル、
ベネズエラ人のタトゥー彫り師、
デンマーク人の大学生が住んでいて、
どの部屋も家賃同じぐらいとするならば、
このぼろ家のrentだけで月40万円、
そんな商売私もやりたいdeath…。
(ちなみにシェアメイトたちはみんなハッピーで楽しいので、
その件はまた今度書きたいと思います。)
当面の目標は、このぼろ家で何とか生活を軌道に乗せ、
もう少しだけリッチなシェアハウスにお引越しすること…! :)
それではおやすみなさい :)
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